地域で声を聞く

暮らしの言葉から、
課題の輪郭を見つける。

高齢者の声を聞く様子

地域の集まりにおじゃまして、座って話を聞きました。私は、普段の暮らしの話を、急いで結論にまとめずに受け止めたいと思いました。

普段の話の中にあること

以前は出かけていた場所まで歩くことが、負担になってきたという話を聞きました。出かける回数が以前より少なくなったという話もありました。どこかへ行くという日常の中に、少しずつ変わってきたことがある。その変化に、丁寧に耳を傾けたいと感じました。

私は、行き先までの距離だけで話をまとめないようにしたいと思いました。その場所には、どんな楽しみや用事があるのか。会うのを楽しみにしている人がいるのか。出かける理由まで聞いてみると、その方が大切にしていることを考える手がかりになりそうです。

以前まちを歩いたときには、道の途中に目を向けました。この日は、その道を通る人の暮らしを、もう少し知りたいと思いました。同じ場所を見ても、そこで何をするかによって、気になることは変わるのだと感じます。

私の言葉で急いでまとめない

話を聞くと、自分の知っていることと結びつけて考えたくなります。けれど、こちらの考えを先に置くと、話の続きを聞きそびれるかもしれません。私は、何がいちばん気になっているのか、その方の順番で聞いてみたいと思いました。

介護する家族のことも考えました。本人が望むことと、家族が気にかけていることは、それぞれに聞く必要があると思います。毎日の段取りのどこで迷うのか。相談するとしたら、何から伝えたいのか。決めつけずに確かめたいことが浮かびました。

足場の仕事で作業の順番を考えるときも、現場を見ることを大切にしています。人の話についても、分かったつもりで先へ進めず、聞き足りないところを確かめたいです。誰かにつなぐことを考えるなら、何を伝えてよいかという本人の気持ちも大事にしたいと思います。

次に確かめたいこと

次に確かめたいのは、聞いた話の受け止め方が、その方の思いと合っているかです。そのうえで、誰に何を聞くとよいかを考えたいと思っています。何が分かり、何を確かめている途中なのか。そうした経過を、どのように伝えれば分かりやすいかも考えていきたいです。

八千代の声を届ける

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